Tech Preview
3D都市モデル標準製品仕様書第4.x版に基づいて作成された洪水、津波、高潮、内水、ため池浸水想定区域 CityGML データセットを Cesium 3D Tiles データセットに変換します。
注] このワークスペースによる変換を実行するには、「日本のジオイド2011」に基づく標高から楕円体高への変換用に、FME Hub "Vertical Transformation with GSIGEO2011" テンプレートに同梱されているグリッドファイルが必要です。
Vertical Transformation with GSIGEO2011
https://hub.safe.com/publishers/pacific-spatial-solutions/templates/vertical-transformation-with-gsigeo2011
上記テンプレートを一旦 FME Workbench で開いてワークスペース (*.fmw) として保存すると、 "gsigeo2011.zip" というアーカイブが抽出、保存されます。 まず、これを解凍して展開される次の2ファイルをディスクシステムの適当な場所に保存してください。ここで、*.gdc ファイルから *.grd ファイルへの相対パスはこのまま維持しておく必要があることに注意してください。
./gsigeo2011_ver2_2.gdc
./griddata/gsigeo2011_ver2_2.grd
可視化用データ変換ワークスペースを実行する際に、上記 "gsigeo2011_ver2_2.gdc" を Geoid Height Grid パラメーターに設定することにより、「日本のジオイド2011」に基づく標高から楕円体高への変換を行うことができます。
入力データファイルは標準製品仕様書第3.x版に規定される3D都市モデルデータセットのディレクトリ構造で格納されていることを前提とし、このワークスペースは、ファイルパスに基づいて次のようなサブフォルダー階層によって変換結果の3D Tilesデータセットを出力します。
洪水浸水想定区域:
ルート/fld/{natl|pref}/{河川名}_{l1|l2}/tileset.json
津波、高潮、内水、ため池:
ルート/{tnm|htd|ifld|rfld}/{名称}/tileset.json
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