Tech Preview
3D都市モデル標準製品仕様書第3.x版に基づいて作成された建築物 CityGML データセットを Cesium 3D Tiles データセットに変換します。
注] このワークスペースによる変換を実行するには、「日本のジオイド2011」に基づく標高から楕円体高への変換用に、FME Hub "Vertical Transformation with GSIGEO2011" テンプレートに同梱されているグリッドファイルが必要です。
Vertical Transformation with GSIGEO2011
https://hub.safe.com/publishers/pacific-spatial-solutions/templates/vertical-transformation-with-gsigeo2011
上記テンプレートを一旦 FME Workbench で開いてワークスペース (*.fmw) として保存すると、 "gsigeo2011.zip" というアーカイブが抽出、保存されます。 まず、これを解凍して展開される次の2ファイルをディスクシステムの適当な場所に保存してください。ここで、*.gdc ファイルから *.grd ファイルへの相対パスはこのまま維持しておく必要があることに注意してください。
./gsigeo2011_ver2_2.gdc
./griddata/gsigeo2011_ver2_2.grd
可視化用データ変換ワークスペースを実行する際に、上記 "gsigeo2011_ver2_2.gdc" を Geoid Height Grid パラメーターに設定することにより、「日本のジオイド2011」に基づく標高から楕円体高への変換を行うことができます。
このワークスペースは、入力データセットに含まれる建築物の最大詳細度 (LOD)、テクスチャの有無に応じて、最大で次の8つの3D Tilesデータセットを作成します
bldg_lod1: 詳細度1まで (元データにテクスチャがある場合はテクスチャつき)
bldg_lod2: 詳細度2まで (元データにテクスチャがある場合はテクスチャつき)
bldg_lod3: 詳細度3まで (元データにテクスチャがある場合はテクスチャつき)
bldg_lod4: 詳細度4まで (元データにテクスチャがある場合はテクスチャつき)
bldg_lod1_no_texture: 詳細度1まで (元データにテクスチャがある場合のテクスチャなし版)
bldg_lod2_no_texture: 詳細度2まで (元データにテクスチャがある場合のテクスチャなし版)
bldg_lod3_no_texture: 詳細度3まで (元データにテクスチャがある場合のテクスチャなし版)
bldg_lod4_no_texture: 詳細度4まで (元データにテクスチャがある場合のテクスチャなし版)
また、DM属性でジオメトリが記述されている場合には、最大で次の2つのMVTデータセットを作成します。
bldg_dm_geometric_attributes
bldg_dm_annotations
全ての属性は、元のXMLの階層構造、要素名等に準じて単一のJSONテキストに集約され、3D Tilesデータセットにおいては attributes という属性に格納されます。
「属性テーブル (CSV) フォルダー」パラメーターにフォルダーを指定して実行すると、そのフォルダーにJSON属性その他の属性を記述したCSVファイルが出力されます。
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